WordPressの不安は、ハッキングだけでなく「誰が何を持っているか分からない」状態からも生まれます。引き継ぎ時こそ、情報を整理する好機です。
WordPressの不安は、専門用語をたくさん覚えることよりも、「何を見ればよいか」「どこから先は相談したほうがよいか」を分けるだけで、かなり軽くなります。この記事では、日本の個人事業主・小規模事業の方が、日々の運用で迷いにくくなるように、実務で確認しやすい順番に整理します。
まずアカウントを棚卸しする
WordPress管理者、サーバーパネル、ドメイン管理、メール、解析ツールなど、サイト運用に関わるアカウントを一覧化します。
- WordPress管理者一覧
- サーバー契約情報
- ドメイン管理会社
担当者変更時はパスワードと権限を見直す
退職者や旧制作会社のアカウントが残っていると、意図しないアクセスの入口になります。削除前に影響を確認し、必要なものだけ残します。
- 不要ユーザーの権限変更
- 共用パスワードの変更
- 二段階認証の引き継ぎ

復旧に必要な情報をまとめる
緊急時には、サーバー、FTP/SFTP、バックアップ、DNS、保守先の情報が必要になります。普段から保管場所を決めておきましょう。
- バックアップ場所
- 復旧依頼先
- 緊急連絡先
安心の目安は、完璧よりも「戻せる状態」です
WordPressのセキュリティは、絶対に攻撃されない状態を作ることではありません。公式の考え方でも、現実的な対策を重ねてリスクを下げ、問題が起きた時に早く戻せる準備をしておくことが大切です。
自分でできることと、相談したほうがよいこと
表示確認、更新通知、バックアップ有無の確認
画面を見て状態を記録する作業は、自分でも始めやすい範囲です。スクリーンショットと日時を残すだけでも、後の判断材料になります。
ファイル削除、DB操作、管理者復旧、感染調査
失敗するとサイト全体が止まる作業は、バックアップと復旧手順を確認してから進める必要があります。不安が残る場合は、先に診断を挟むほうが安全です。
WordPressに少しでも不安を感じたら、無料初期診断へ
パスワードやFTP情報を送る必要はありません。URLと気になる症状から、危険度と次に見るべき場所を整理します。
無料初期診断を申し込むよくある質問
旧制作会社のアカウントはすぐ消してよいですか?
契約や保守状況、投稿の所有者を確認してから判断しましょう。先に権限変更する方法もあります。
ドメイン情報も必要ですか?
必要です。DNSやメール、外部WAFの設定に関わるため、管理先を把握しておきましょう。
引き継ぎ資料がない場合は?
現在ログインできる範囲から棚卸しし、不明点を診断で整理するのがおすすめです。
参考資料
この記事は、WordPress公式のセキュリティ強化・更新・権限管理に関する資料をもとに、初心者向けに実務の順番へ整理しています。