PHPのバージョンを上げた後、WordPressが真っ白になる、重大なエラーが出る、画面に大量の警告が並ぶという相談はよくあります。完全に止まるとは限らず、見た目は動いていてもフォームや管理画面だけが壊れていることもあります。PHPの切り替え自体は簡単でも、エラー箇所の特定とコード修正は専門知識が必要です。デザインを専門とするWeb制作会社から、PHP更新後の復旧だけを私たちへ依頼されることも少なくありません。
よくある症状真っ白・警告・一部停止
主な原因古いテーマやプラグイン
本格復旧ログ解析とコード修正
PHP更新後の不具合は「動かない」だけではない
- サイト全体が真っ白になる
- 「このサイトで重大なエラーが発生しました」と表示される
- サイトは見えるがWarningやDeprecatedが大量に出る
- 管理画面だけ入れない、または操作時にエラーになる
- フォーム、検索、予約、決済など一部機能だけ動かない
- 特定ページだけ500エラーになる
画面が表示されるから正常とは限りません。主要機能を実際に操作し、サーバーのエラーログも確認します。
原因は古いテーマ・プラグイン・独自コードが多い
新しいPHPでは、古い書き方が廃止・変更されていることがあります。長く更新されていない独自テーマ、配布が終了したプラグイン、以前追加されたPHPコードが新しい仕様へ対応していないと、警告や致命的エラーになります。
WordPress本体にもPHPとの対応関係があります。公式のPHP互換性表と動作要件を確認し、WordPress本体だけでなくテーマ・プラグインも含めて判断します。
PHPを戻すのは公開を戻すための一時対応
変更前のPHPへ戻すことで、サイトが再び表示される場合があります。事業サイトの公開を急ぐ時には有効ですが、古いコードが新しいPHPで動かない原因は残ったままです。
「戻して表示された」で終わらせない
古いPHPを使い続けるのではなく、公開を戻した後にエラー箇所を特定し、テーマやプラグインを更新・置換・改修します。
本格復旧で行うこと
- 変更前後のPHPバージョンと発生時刻を記録する
- ファイルとデータベースをバックアップする
- エラーログからファイル名と行番号を確認する
- 該当するテーマ・プラグイン・独自コードを特定する
- 更新、置換、コード修正のどれが適切か判断する
- 新しいPHPでトップ・主要ページ・管理画面・フォームを確認する
警告を非表示にするだけでは修理ではありません。公開画面へエラーを出さない設定は必要ですが、ログに残る原因も解消します。
更新されない独自テーマは特に壊れやすい
独自テーマは、納品後に保守契約がなければコードが更新されないことがあります。数年後、サーバー会社からPHP更新を案内され、切り替えた瞬間に古いコードが表面化します。
修正版を待てないため、テーマ内部を読み、該当コードを直す必要があります。この作業はWordPress設定ではなくPHP開発に近いため、通常は専門業者へ依頼した方が安全です。
Web制作会社から復旧依頼が届く理由
Web制作会社はデザイン、ライティング、サイト構成の専門家です。PHPの互換性調査やサーバーログ解析は別の専門領域であり、対応できないことは珍しくありません。
私たちには、制作会社からエラー解析・PHP修正だけを依頼する相談も届きます。制作会社の窓口を維持したまま技術対応を支援することも、サイト所有者から直接相談を受けることも可能です。
制作会社向けWordPress技術支援では、表に出ない技術パートナーとしての相談も受け付けています。
PHPを何度も切り替える前に相談してください
原因が分からないままPHP、テーマ、プラグインを次々変更すると、どの変更で何が起きたか追えなくなります。変更前のバージョン、表示されたエラー、直前に行った操作を残してください。
画面が真っ白な場合は真っ白・重大なエラーの復旧相談からも状況を整理できます。
PHP更新後のエラーを、コードまで確認します
完全に止まっている場合も、警告だけ出ている場合も相談できます。制作会社からの技術支援依頼にも対応します。
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